バイオセラムによるインプラントについて
25年ほど前、事故で前歯を3本折り、差し歯にしていたのですが、そのうちの一本が、堅いものを咬んだときに、痛みが走り歯が動揺しました。ずっとかかりつけの歯科医にいったところ 根が折れている。後で障害が起こるからと抜歯しました。そのあとをバイオセラムによるインプラントをして 隣の犬歯の神経をとり根の治療をしたあと連結して被せるものをつくると言われました。
私は チタンが材料として主流であるということを 本で読んだことがあったので、チタンという材料についてはどういう考えですか。となりの健康な歯を削ることは少し抵抗があるのですが?と訊いてみたのですが、「チタン?そんなもの使いません。どこに書いてあったのですか。うちでは、20年も行っていて問題は起きていません。」犬歯との連結については 単独では弱いとの返事でした。気のせいなのかもしれませんが、チタンは扱っていないため、こういう言い方をして明確な答えを避けたようにさえ感じられ、長く信頼して通院していただけに少しがっかりしました。
質問ですが 現在、バイオセラム(人工サファイヤ)によるインプラントはどういう状況にあるのでしょうか。古い技術なのでしょうか。手入れにもよるでしょうが、長い目で見た時チタンのほうが長く持つということはないでしょうか。
32歳 男性
現在インプラント治療においてはチタンフィクスチャーが主流のようですが、バイオセラムも現在取り扱っている先生は多くいらっしゃると思います。
インプラント治療の長期の安定性につきましては、やはり、適切な診断・手術をして術後のメインテナンスが重要となってくると思います。
私はチタン製のフィクスチャーしか使用したことがありませんので当院での比較データはありませんが、インプラント界の流れはチタン製のようです。

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