当院のインプラント治療が選ばれる理由

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当院のインプラント治療が選ばれる理由

たけした歯科は1997年の開業以来多くの患者さんへインプラント治療を提供させていただき、多くの患者さんにインプラント治療の良さを体感していただいております。
患者さんへアンケートをお願いして『当院のインプラント治療が選ばれる理由』を考察してみました。

当院のインプラント治療が選ばれる理由

  1. 世界の潮流を常に意識している
  2. 当院で行った25年間のインプラント治療の検証を行っている
  3. インプラント治療に適した環境作りを怠っていないこと
  4. チームにて患者さんごとに治療計画のディカッションを行っている
  5. 患者さんのライフステージにあったインプラント治療を提供している
  6. メンテナンスの重要性を理解し、異常を見極める目を持った歯科衛生士を育てていること

1、世界の潮流を常に意識している

インプラント治療は50年以上前にヨーロッパで初の臨床が行われました。日本では1980年代から欠損補綴の一つの治療法として治療行われておりましたが、欧米からの情報は少なく、科学的根拠(エビデンス)が乏しい状態で治療が行われていた記憶があります。私はインプラント治療を臨床導入したのが1997年からですが、基本的なことを日本で学び、2003年ぐらいから海外の大学での研鑽や私のメンターである東北大学顎顔面口腔外科学分野高橋哲教授のもとで臨床研究を重ね、歯学博士を取得いたしました。医療は常に進歩を続けます。

世界の潮流を常に意識している

インプラント治療に対する考え方もこの30年で様々な変化がありました。それは現在も進行形です。少なくともその治療法の科学的根拠(エビデンス)を学ぶことはインプラント治療を行うもの者として継続して行う必要があると感じています。その科学的根拠(エビデンス)を得るためには、日本国内より海外で学ぶことが望ましいのが現状です。
私は過去に海外の学会参加は20回以上参加し、海外の大学での研修を6大学で行い、海外の著名な歯科医師からプライベートで学べる友人が5名おり、常に科学的根拠(エビデンス)のアップデートを行っております。それを私自身がまとめ、自院スタッフへ教育していくことが望ましいと考えております。
また、インプラント治療における日本人歯科医師の教育も行っており、2006年にIORというスタディーグループを設立し、インプラント治療技術を学ぶため、全国から多くの歯科医師は当院を訪れております。

2、当院で行った25年間のインプラント治療の検証を行っている

当院ではインプラント治療を行った患者さんのデータを大切に管理しています。そのことによりインプラント治療の良いところや改善点を術者自身が患者さんから学ばせていただき、ご来院頂く患者さんへより詳細なインプラント治療の情報をお伝えすることが可能となります。

当院で行った25年間のインプラント治療の検証を行っている

1997年以降、多くの患者さんのインプラント治療を行わせていただいております。1997年から2019年までのデータはインプラント埋入本数は約9000本、症例数は約3700症例となっており、自身が担当したインプラント治療のデータは莫大なものとなりました。

当院で行った25年間のインプラント治療の検証を行っている

プライベートクリニックがこれだけのデータを持っていることは少なく、実に大切なもので、インプラント治療への考え方や治療法などこのデータをもとに検証することが可能となります。私は海外で多くの科学的根拠(エビデンス)を学んできましたが、2006年以降からは自身が学ぶ(インプット)とともに自身の臨床データを参考に臨床研究を行い、その結果や考察した内容を国内外の学会や講演会で発表したり、海外のインプラント関連雑誌へ論文発表をしています。このことにより、後輩歯科医師の教育ができ、結果、多くの患者さんが安心安全なインプラント治療を受けることができるようになると信じております。

3、インプラント治療に適した環境作りを怠っていないこと

インプラント埋入手術を行う場所は清潔な場所が望ましいと考えます。治療技術の研鑽は医療従事者が行うものですが、設備に関しては医院単位で行う必要があります。人材を成長させ環境を整えることが大切と考えています。

インプラント治療に適した環境作りを怠っていないこと

当院はインプラント専用オペ室を用意しており、当たり前のことですが、医療器具においてはすべて滅菌処理をして手術にあたっています。患者さんの顎骨はそれぞれ異なります。骨の硬い患者さん、柔らかい患者さんそれぞれです。インプラント埋入においてはどの程度のトルク値をもってインプラントを埋入したのかを管理することは大変重要です。当院では患者さんそれぞれの埋入トルク値の管理をしており、術後の検証材料にもなっています。

また、手術前の患者さんの多くは不安を抱えています。術前には個室にて治療の説明を再度行うことで緊張が和らぐ患者さんが多い印象を持っております。

4、チームにて患者さんごとに治療計画のディカッションを行っている

インプラント治療を行う患者さんの多くは歯周病に罹患しており、全顎的な歯周病治療を施す必要があります。歯周病治療の中心に歯科衛生士がいます。また、インプラント治療は治療前処置〜治療〜メンテナンスを長きにわたり我々は患者さんに寄り添っていかなければなりません。
患者さんの背景や行おうとしている処置については歯科医師・歯科衛生士それぞれが理解していないといけません。

チームにて患者さんごとに治療計画のディカッションを行っている

たけした歯科では週に一度インプラント治療カンファレンスを行い、治療計画についてディスカッションの時間を設けており、患者さんの情報共有を行っております。そのことが安心・安全なインプラント治療につながると考えております。

5、患者さんのライフステージにあったインプラント治療を提供している

患者さんのライフステージにあったインプラント治療を提供している

当院でインプラント治療を行った患者さんの治療開始時の年齢について示しています。約7割が50歳以上の患者さんとなっております。インプラントは一生もつものとは言い切れません。私は最初に治療させていただいた患者さんは24年経過した現在でもしっかり機能しておりますが、残念ながら早期にトラブルをきたした症例も経験しております。私の印象は10〜15年で修理改変が必要となってくることが多いと感じております。例えるなら、車のタイヤと一緒で歯(上部構造)はすり減ったり、破損(パンク)したりするものですので、異常が起きる前に定期的なチェックが大切となります。当院では治療開始時の患者さんのご年齢や背景を考慮しながら最低3つ程度のプランをご提示に患者に意思決定していただくようにしております。

6、メンテナンスの重要性を理解し、
異常を見極める目を持った歯科衛生士を育てていること

インプラント治療の成功のひとつにメンテナンスがあります。私の考えですが、治療計画立案から歯を装着する過程では歯科医師が中心となって取り組む必要がありますが、メンテンナンスの中心は歯科衛生士です。

メンテナンスの重要性を理解し、異常を見極める目を持った歯科衛生士を育てていること

インプラント治療は治療を終了してからそれを長きにわたり良好な状態を保つために、長い長いメンテナンスが始まります。歯科衛生士は患者さんの内科的な変化やお口の中のちょっとした異常を見落とすことのないようにしなければなりません。
当院は11名の歯科衛生士が在籍しております。それぞれの臨床経験値は異なりますが、異常を見極める目を養うべく、日々研鑽しております。