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コロナ禍における診療体系2020年はコロナウィルスという見えない敵に翻弄された1年でしたね。来年以降も終息が見えない状況が続くと予想します。歯科治療については、当初「歯科医院が危ない!」という報道のもと、多くの患者さんは不安になったことと思います。
現在、歯科医院で陽性者がでたという報告はなく(2020年12月現在)、我々医療従事者が日々の診療において基本的な感染管理対策を行うことで十分予防できているという結果になっております。 スタッフには手洗いやうがい、毎日の検温、休憩中の過ごし方(ランチタイム)の徹底、プライベート時間の過ごし方について毎日のミーティングで周知し、スタッフとのミーティングはWeb会議やSNSツールを使用した業務連絡を行っております。 受付・待合室
受付は飛沫防止ボード越しの対応としております。受付の声が聞こえにくいなどございましたら、お声かけください。 来院時検温と健康診断アンケート
患者さんにはご来院時検温と健康診断アンケートにご協力いただいております。 待合室の椅子は可能な限り距離を保てるよう、数を少なくしております。また、1階診療室前の通路にも椅子をご用意しておりますのでご使用ください。尚、患者さんは待合室ではマスク着用をお願いします。 使い捨てのシューズカバー受付にて使い捨てのシューズカバーをお渡ししております。診療室にお入りになる前に装着ください。 お帰りになる際は使用済みシューズカバー入れにお入れください。 お会計の自動精算機と診察券の自動印字受付では患者さんとの手渡しのやり取りを減らすよう、お会計の自動精算機と診察券の自動印字を行っております。 ご不明な点は受付までお声かけ下さい。 消毒・換気など待合室の椅子や患者さんが触れるところは定期的に消毒いたしております。雑誌類はおいておりませんのでご理解ください。 当院は24時間換気をしており、追加として空気清浄機3台を設置し、窓を開け定期的に換気をしておりますのでご安心ください。 診療室医療従事者はマスク・グローブ・防護衣・帽子・ゴーグル着用の上、従事しております。 お一人の患者さんの診察が終わりましたら、治療台や周囲の消毒作業を行います。診療室への入室を多少お待ちいただくことがございますのでご了承ください。 院内感染管理について
コロナ禍であっても歯科医院で陽性者が出ていないことは我々歯科医療従事者にとっては明るい情報であり、患者さんにも安心を与えることができると思います。 当院では開業、患者さん・医療従事者にとって安心・安全な医療施設となるべく医療安全対策委員会を設置し、院内感染・医療事故を防ぐことを心がけております。また、日々の診察の中で患者さんからご助言いただいたことを反省・改善すべく、年に6回 医療安全対策委員会を開催し、ご満足いただける歯科医院を目指しております。 院内感染とは病院内で細菌やウイルスなどの病原体に曝露(接すること)して感染することです。 潜伏期間が病原体により異なりますが、Centers for Disease Control and Prevention(CDC、米国疾病対策センター)では入院して3日目 (48時間以上)以降に発病すれば、院内感染とみなすとされているようです。
実際には、同時期に入院していた複数の方が同じ型のMRSAに感染、発症してしまった、などがあてはまります。
では歯科医院ではどうでしょうか
ウイルスは通常の消毒では死滅しないことから、器具の滅菌処理が必要になります。通常、滅菌処理ではオートクレーブが用いられます。
理由が何であろうとも、医療施設の中で、患者さんもしくは医療従事者に起きる感染及び感染症は全て院内感染です。
これに補足して(院内感染は、人から人への直接、または医療器具等を媒介して発生する。特に免疫力の低下した患者、未熟児、老人などの易感染患者は、通常の病原微生物のみならず、感染力の弱い微生物によっても、院内感染を起こす可能性がある)と書かれています。 当院には滅菌器が6台、洗浄器は1台あり、すべての医療器具を滅菌下にて行っておりますのでご安心ください。
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